光学測定器
派遣会社から、ライン作業の検品作業要員としてハケン(派遣社員)される仕事があります。
小さな部品、1センチにも満たないような細かい部品を顕微鏡でのぞきながら、
正確に製造されているかチェックする作業が、電子顕微鏡を使った検品です。
派遣社員となるスタッフのあなたは、
作業内容や時給、労働時間や休憩時間、危険度、立ち仕事かどうか、
体力(立ちっぱなしの作業や視力を使う仕事など)、騒音や環境の室温などをよくチェックしましょう。
また派遣元の社員と一緒に、工場見学や会社見学を行い、
目で実際の作業を見て、納得してから仕事の契約を行ないましょう。
光学測定器(ルーペ、拡大鏡、顕微鏡)での検品作業で必要な視力は、
普通に見えれば大丈夫です。
車を運転するときに、
私はメガネをかけないぎりぎりの視力(つまり、片目が0.6程度)ですが、
派遣社員として採用されました。
また社員の中には裸眼の視力がとても悪いので、
メガネをかけている人がいますが、
顕微鏡をのぞくときにはメガネをいちいちはずして検品しています。
眼鏡をかけたままのぞくと、ピントが合わず、見えづらいそうです。
その人は検品を始めてから、一度視力が悪くなったと思えたときがあって、
すぐに眼科医に行ったそうですが、
視力測定をしてもらったら、視力は全く変わらずだったそうです。
また光学測定器は各人の視力に合わせて、
目が疲れないように、毎回ピントを合わせることができます。
それに背の高さに合わせて、
背が高い人は、測定器の下に発泡スチロールの板などを敷いて、
覗き込むときの姿勢が悪くならないように調整する工夫もあります。
ライン作業
ライン作業は、倉庫内作業の中でも一般的な仕事です。
ライン作業と呼ばれる流れ作業は、
大量生産を行う工場での作業、仕事になります。
製品の組み立て工程や作業員の配置を一連化(ライン化)させ、
ベルトコンベアなどで流れてくる機械に、
部品の取り付けや小加工を行ったり、検品をしたりする作業です。
作業員一人一人の仕事は、多くとも数点の部品の組み付けなどだけなので、
初心者でもできる仕事がほとんどです。
作業するためのコツややり方は、
先輩職員やパート職員などが教えてくれますので、すぐにできるようになります。
二重検品などを行なって、最初は先輩社員がチェックしますが、
時間がたつにつれて慣れてくるので、
作業スピードも徐々に早くなっていくでしょう。
職人的な技量は求められないので、全くの素人でもできる仕事です。
流れ作業は、
均一の工業製品を安価で大量生産するための製造工程です。
作業員の熟錬度に合わせてベルトコンベアーのスピードを上げてゆけば生産性が高まるので、
まずは作業に慣れること。
ミスしないように気をつけること。
慣れたら、チームプレイの場合はまわりのスピードに合わせること。
などが必要になります。
ちなみに週末に作業服や制服、ズボンなどを洗濯するときには、
機械油や食品などがついていることがあるので、
自宅の洗濯物とは分けて洗った方がいい場合もあります。
なお、ベルトコンベアーなどに手や指などをはさんだりしてケガをする可能性がありますので、
注意して作業する必要があります。
髪の毛がはさまって、髪が抜けてしまうこともありますので、
長髪の方は、必ずピンやゴムで長い髪をまとめて作業しましょう。
むくみ
立ち仕事が長時間続くので、午後や夕方になると足がむくんだり痛くなったり
同じ作業を続けるため肩がこったりすることもあります。
足が痛くならないような、あなたの足に合った運動靴を用意しましょう。
また靴底が滑らない靴、汚れてもいいような靴やズボンなどを用意しましょう。
私は足の外側に重心をかける癖があるため、
夕方になると足の薬指と小指が圧迫されて、痛くなってきます(苦笑)。
昼食のあとに、一度大量の水を飲んだら、
午後からの作業中に足がパンパンにむくんで(涙)、痛みも出てしまいました。
作業の合間に足首をまわしたり、屈伸運動をしたりして、
なるべく立ったままでいないように、足を動かすようにしました。
トイレに行くときに足を大きく動かしたり(笑)、
ちょっと水を飲みに行ったり、
ライン作業や倉庫内作業が中断されないよう、
適当なときにほんの小さなトイレ休憩などをとって身体を動かしましょうね。
鉄を扱う製造業では、
鉄の製品がさびないように工場内の湿度を30%などに一定にしています。
ですので、のどが渇きます。
ペットボトルや水筒などを用意して持っていくのも、いいでしょう。
なお、あんまり根をつめすぎると、
肩もこるし目も悪くなるので、慣れるまでが大変です。
一生懸命やりすぎて、むくみがひどくなったり痛みが発したりしてしまうと、
作業に集中できなくなってしまうので、
適度に心身を休めて、なるべくリラックスしながら仕事しましょう。